ほんだ歯科提携クリニック ローカル研修会(北海道・東北ブロック)
2010年4月18日(日)、ほんだ歯科提携クリニックの北海道・東北ブロック研修会が仙台で行われました。
- 提携制度(EBAC)のあり方・ローカル研修会・合同研修会について
- 日本口臭学会分類と治療ガイドライン中間報告
- 失敗事例の検証
- 耳鼻咽喉科的診断の強化
- PeriThera説明・術式
- ドライマウス・口臭・口腔内不安感覚不定愁訴患者へのスタッフの対応
- 今後の研究活動・現在進行している研究・プロジェクト
などの研修項目ついて研修が行われました。
スタッフ対応の研修が含まれているので、スタッフと一緒に参加の先生方も多く、例年のローカル研修会よりも人数が多くなっています。盛り沢山な研修内容で熱気あふれる1日となりました。
日本口臭学会の口臭の定義が、
【口臭とは本人あるいは第三者が不快と感じる呼気の総称である】
となり、今までは話をして臭い人だけが口臭ありだったものが、第三者がわからなくても本人が感じていれば、口臭があるとなったわけです。
口臭症の定義は、
【口臭症とは生理的・器質的(身体的)・精神的原因により口臭に対して不安を感じる症状である】となり、自臭症(他人が臭いと感じなくても本人が臭いと思って悩んでいる)の定義や分類が確立されてきています。口臭がなくても口臭に不安を感じていれば口臭症となるわけです。
提携クリニックでは、患者さんの信頼の維持と技術向上の目的のもと、治療の反省と見直し、さらに新しい治療技術習得研修を行い、治療方法の統一を図っています。
今回のブロック会に関連した記事(前日懇親会など)はこちらにも掲載しておりますのでご覧ください。